業務の目的(令和元年度~令和3年度)
ダイバーシティは、日本語に訳すと「多様性」です。性別、年齢、障がいの有無、国籍・文化的背景、性的指向・性自認など、誰もが一人ひとり違った個性や能力を持っています。いろいろな出会いは世界を広げ、さまざまな視点が新しいことを生み出します。
多様性はプラスであり、職場や地域の中などで多様な人びとが自分らしく参画・活躍できるダイバーシティ社会が求められています。その一方で、県民の皆さんのダイバーシティという言葉の認知度は低く、ダイバーシティ社会の推進にあたり、県民の皆さんの行動につなげていくためには、理解、共感を促していくことが重要です。
三重県では、平成29年12月に県民の皆さんとともにダイバーシティ社会の実現をめざし取り組んでいく決意表明として「ダイバーシティみえ推進方針~ともにきらり輝く、多様な社会へ」を策定し、その考えを県民の皆さんに理解していただくための取組を進めています。
三重県のダイバーシティ推進の考えを県内に広めるため、ダイバーシティ推進に係る教材を作成し、令和元年度~令和3年度に複数の県内高等教育機関においてダイバーシティに関する授業や公開講座等を実施しました。