鈴鹿大学でダイバーシティに関する第3回授業を行いました!
1月14日、鈴鹿大学・鈴鹿大学短期大学部 川又 俊則副学長の授業「教育社会学」において、ダイバーシティに関する授業を行っていただきました。
はじめに、三重県ダイバーシティ社会推進課から「ダイバーシティみえ推進方針〜ともに輝く(きらり)、多様な社会へ〜」の紹介があった後、ゲストスピーカーの、愛知産業大学造形学部 教授・NPO人にやさしい色づかいをすすめる会 世話人 林 羊歯代氏から「学校教育と色覚―色覚の多様性を理解する―」というテーマでダイバーシティに関する授業を行っていただきました。
授業では、人によって色の見え方が異なることや様々な色覚タイプ、色盲から色弱、「色覚の多様性」への呼称の変化、CUDO(特定非営利法人カラーユニバーサルデザイン機構)等について話があり、色弱模擬フィルタ「バリアントール」を使った色弱者の見え方体験を行った後、学校での色覚検査をめぐる議論や色覚による職業制限について、テレビでの報道の紹介も交えてお話しいただきました。
最後に、マネジメントの世界で語られるダイバーシティと色覚の多様性は無縁ではなく、色覚による職業制限の根拠を明らかにし、環境を改善していくことも大切であり、そのような意識を育てていく場が学校教育現場であるとお話がありました。
今回の授業で、鈴鹿大学でのダイバーシティに関する授業は終了となります。授業の実施にご協力いただいた川又副学長やゲストスピーカーの皆様に感謝申し上げます。
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