鈴鹿大学でダイバーシティに関する授業を行いました!
高等教育コンソーシアムみえでは、昨年度に引き続き、県内高等教育機関の学生に対し、三重県が現在取り組んでいる「ダイバーシティみえ推進方針~ともに輝く(きらり)、多様な社会へ」の方針のもと、授業や公開講座を行い、ダイバーシティ社会推進の考え方を県内に広める事業を実施しています。
8月3日(月)は、鈴鹿大学の川又教授(こども教育学部)の「社会学」の第13回目授業において、ダイバーシティに関する授業を行っていただきました。
資料(写真右)と解説動画の一部をオンデマンドで配信し、一部はライブ授業(Google Meet)で実施しました。
授業の冒頭で、三重県におけるダイバーシティ社会推進に向けた取り組みについて、県庁ダイバーシティ社会推進課の中嶋氏から動画配信による説明がありました。
その後、多様性社会について、色覚に関するカラーユニバーサルデザインの考え方が語られました(写真左上はチョークの紹介)。
さらに、性のあり方を指す用語として、LGBTにおける、性指向を示すLGBと性自認を示すTを分けて考えるSOGI(性指向、性自認)が提唱されてきていること、LGBTである当事者にカミングアウトされ「気にしなくていいよ」と答える間違いなどの説明がありました。
ライブ授業後、Meetの受講者(写真左下)から「欧米では同性婚が認められているのに日本ではなぜ認められていないのか?」「未就学児時代に感じる性別違和とはどのようなものか?」など、授業の説明をさらに詳しく聞きたいという質問もありました。
性の多様性を理解して支援する人アライ(ALLY)に皆がなれるような社会の実現について、受講生はそれぞれ考えることができたようです。
ダイバーシティについての授業は引き続き県内高等教育機関で実施していきます。
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