ユマニテク短期大学でダイバーシティに関する授業を行いました!
- 高等教育コンソーシアムみえでは、昨年度に引き続き、県内高等教育機関の学生に対し、三重県が現在取り組んでいる「ダイバーシティみえ推進方針~ともに輝く(きらり)、多様な社会へ」の方針のもと、授業や公開講座を行い、ダイバーシティ社会推進の考え方を県内に広める事業を実施しています。
12月10日(金) 14:50~15:50
「保育実習Ⅱ」
ユマニテク短期大学 幼児保育学科
田村 禎章准教授
【授業テーマ】
保育環境とダイバーシティ
花園大学 社会福祉学部 児童福祉学科
南 泰代非常勤講師
ユマニテク短期大学 「保育実習Ⅱ」科目内講義(担当:田村先生)において、花園大学社会福祉学部児童福祉学科の南先生を講師にお招きして授業を行っていただきました。幼児保育を学ぶ2年生57名が参加しました。(写真1)(写真2)
(写真1) |
(写真2) |
冒頭で、三重県 柳本主任から、三重県におけるダイバーシティの取組みについて説明していただきました。
南先生の授業では、最初に、働き方改革が提唱されている現代社会の状況を説明していただきました。現在は、女性が活躍できる環境づくりをはじめ、子育てや介護との仕事の両立や高齢者や障がい者の就業支援を行っていくことにより多様な人材が働きやすい社会が目指されています。働き方改革を実現させるためには、ダイバーシティの推進が不可欠です。また、少子高齢化が進む時代において、人材確保が困難になります。ここで必要となるのは保育環境の整備です。働く親が安心して子どもを預ける場所があることによって、子どもたちに十分な教育機会を与えながら育てていくことができます。ひいては未来の良き人材を残していくことにつながるということを、ひとつひとつ丁寧に説明していただきました。
最後に、聴力に障がいのある人ともコミュニケーションが取れるようにと、受講生たちに手話での自己紹介の仕方を教えていただきました。
これまで3回に渡り、保育現場におけるダイバーシティに関することをテーマに講義をしていただきました。受講生は、しっかりとダイバーシティの考え方を身に付けた様子です。