高田短期大学でダイバーシティに関する授業を行いました!
- 高等教育コンソーシアムみえでは、昨年度に引き続き、県内高等教育機関の学生に対し、三重県が現在取り組んでいる「ダイバーシティみえ推進方針~ともに輝く(きらり)、多様な社会へ」の方針のもと、授業や公開講座を行い、ダイバーシティ社会推進の考え方を県内に広める事業を実施しています。
1月14日(金) 13:00~14:30
「マーケティング論」
高田短期大学 キャリア育成学科 オフィスワークコース
キャリア研究センター長
中畑 裕之教授
【授業テーマ】
これからのマーケティングについて
高田短期大学「マーケティング論」において、中畑先生にダイバーシティに関する授業を行っていただきました。キャリア育成学科オフィスワークコースの2年生21名が参加しました。
冒頭で、三重県 環境生活部 ダイバーシティ社会推進課 男女共同参画班の柳本 千香子主任から、三重県におけるダイバーシティの取組みについて説明していただきました。(写真1)
(写真1) |
今回の中畑先生の授業では、「これからのマーケティングについて」と題し、いま置かれている環境や市場の変化、競争関係、技術変化などを把握して経営判断につなげていくことの説明がありました。(写真2)
(写真2) |
現在は、新たな価値の提案(市場の創造)、グローバル化、インターネット・SNSの発達など、時代に即したマーケティングが展開されてきています。また、顧客の価値の判断においても変化が見られ、企業のイメージ・社会との信頼関係(子育て環境の改善、環境問題への貢献やSDGsの取組みを積極的に行っているかなど)が影響すると説明がありました。
これまでの傾向であった、マス(大衆)と思われる集団に向けた製品・サービスを考えるのではなく、多様な人々のニーズ、条件があることの認識も必要となります。ダイバーシティ(多様性)を取り込むこと、「誰も取り残さない」はビジネスにも生かせるキーワードとして最後に説明がありました。また、この例として、「道の駅奥伊勢おおだい」の高齢者連れの来訪者、車いす来訪者に向けた対応について紹介がありました。
受講生は、マーケティングについて学びながら、ダイバーシティの重要性について理解を深めることができた様子でした。