三重大学 前期集中講義「日本理解特殊講義(医療・健康・福祉実践)」本講義2回目が開講されました

 8月20日(土)、8月21日(日)高等教育コンソーシアムみえの単位互換科目である三重大学 前期集中講義 「日本理解特殊講義(医療・健康・福祉実践)」の本講義2回目のフィールドワークが実施されました。

●6月18日(土)事前学習はこちら
●7月9日(土)本講義1回目はこちら


8月20日(土)
10:00~ 尾鷲市内 漁村集落見学
14:00~ フィールドワーク
                 谷口クリニック院長(紀南医師会 会長、俳人)
                           谷口 智行氏

8月21日(日)
10:00~ フィールドワーク
                 紀宝町立相野谷診療所
                           森本 真之助氏

 東紀州サテライト「天満荘」を拠点にして、須賀利地区、熊野地域をまわりました。
 須賀利地区の避難経路を歩く学生の姿。地震発生後5分で津波が到達するという予想で、20代でも大変な傾斜の階段と狭隘な経路を歩きます(写真1)。
 午後から谷口先生による「熊野概論」がはじまりました。七里ヶ浜(防潮琳、防潮提他)、鬼ヶ城他を周遊し、熊野の自然、風土、歴史、民俗、地理などを教わったことに加え、それらを踏まえたうえで、地域学を学んでいくことの重要性を学びました(写真2)。
 森本先生からは、へき地医療の概念、特別養護老人ホームを見学し、高齢化の実態を知る機会をいただきました。

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(写真1)須賀利地区を“へとへと”になりながら散策する学生
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(写真2)七里ヶ浜での谷口先生のレクチャーの様子
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(写真3)紀宝町立相野谷診療所前で森本先生と記念撮影をする学生


次回、本講義3回目に続きます。