第19回全国大学コンソーシアム研究交流フォーラム分科会にて事例を報告しました

 10月15日(土)、16日(日)に東京たま未来メッセで実施された、第19回全国大学コンソーシアム研究交流フォーラムの分科会にて、三重県からの委託事業として令和元年度以降3年にわたりに実施した、高等教育機関と連携したダイバーシティの推進についての事例を報告しました。

 
第19回全国大学コンソーシアム研究交流フォーラム
 高等教育の充実と地域社会の発展を目指して~大学コンソーシアムが持つ無限の可能性を模索する~

 開催日時:2022年10月15日(土)・16日(日)
 開催場所:東京たま未来メッセ(東京都八王子市明神町3-19-2)
 共  催:全国大学コンソーシアム協議会、大学コンソーシアム八王子

1日目
 基調講演
 文教行政報告
 シンポジウム

2日目
分科会(第2分科会)
<高等教育コンソーシアムみえ>
 テーマ:「高等教育機関でのダイバーシティ推進」

  高等教育コンソーシアムみえのダイバーシティ推進活動報告
                  高等教育コンソーシアムみえ
                   地域活性化推進コーディネーター
                            田中  貢氏
  大学におけるLGBT等のダイバーシティに関する取組みと教育
                  四日市大学
                   副学長・総合政策学部教授
                            小林 慶太郎氏
  幼児教育現場におけるダイバーシティ
                  ユマニテク短期大学
                   学長補佐・幼児保育学科准教授
                            田村 禎章氏

 はじめに、田中コーディネーター(写真1)から高等教育コンソーシアムみえにおけるダイバーシティに係る公開講座等の取組を紹介しました。

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(写真1)ダイバーシティに関する意識が浸透するには、多様なテーマからの
繰り返しのアプローチが必要である、とまとめられた田中コーディネーター

 続いて小林教授(写真2)から「LGBT等」の定義を確認した上で、三重県や高等教育コンソーシアムみえ、四日市大学のダイバーシティにおける「LGBT等」に関する取組について紹介していただきました。

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(写真2)コンソーシアムでの知識の共有や協働により、学生のためになる高等教育機
関へとバージョンアップすることができるのではないか、とまとめられた小林教授

 最後に、田村准教授(写真3)よりディスカッションを主とした幼児教育を学ぶ学生への授業や、実際に教育現場で活躍している先生方を対象とした公開講座を実施した結果について報告していただきました。

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(写真3)ダイバーシティ教育の教育教材の在り方について考察された田村准教授

 
 事例報告後、事業の振り返りとコンソーシアムでの高等教育機関同士の連携と今後の発展方法、他の機関での取組や連携について、活発な意見交換が行われました。

詳細については、高等教育コンソーシアムみえNews Vol.27にて紹介予定です。
ぜひご覧ください!