シンポジウム「三重のリカレント教育が目指すもの」を開催しました(主催:リカレント教育プラットフォームみえ)
2月16日(金)、鈴鹿医療科学大学において、リカレント教育プラットフォームみえの今年度の取組を総括するシンポジウム「三重のリカレント教育が目指すもの」を開催し、約90名の方にご出席いただきました。
まず、高等教育コンソーシアムみえ会長である伊藤正明三重大学長、豊田長康鈴鹿医療科学大学長、長﨑禎和三重県政策企画部副部長兼ひとづくり政策総括監 が開会挨拶をいたしました。
会場の様子 |
三重大学 伊藤 正明 学長 |
鈴鹿医療科学大学 豊田 長康 学長 |
三重県 長﨑 禎和 氏 |
第一部の基調講演では、西明夫文部科学省総合教育政策局生涯学習推進課リカレント教育・民間教育振興室長をお迎えし、テーマである「大学等がリカレント教育に取り組む意義と推進に向けた方向性」について、リカレント教育に関する世界の動向や日本の動向、政府の関連施策、そしてご自身の体験も交えながらご説明いただきました。
文部科学省 西 明夫 氏 |
続く第二部では、リカレント教育プラットフォームみえ事務局とリカレント教育コーディネーターより今年度の取組報告を行った後、青木雅生三重大学リカレント教育センター副センター長がモデレーターを務め、産・学・官・金の各機関からお迎えしたパネリストによるパネルディスカッション「三重のリカレント教育が目指すもの~リカレント教育プラットフォームみえの成果と展望~」を実施しました。
パネルディスカッションでは、各機関のリカレント教育に関する取組や課題についのご発言と意見交換が行われ、三重のリカレント教育を推進していくためには、豊富なリソースを持っている各高等教育機関がこのように企業や関係団体と対話を重ね、垣根をなくしていくことが重要であるとして、プラットフォームの取組を継続していく必要性が確認されました。
●取組報告
事務局 三重大学 是永 寛志 氏 |
コーディネーター 三重大学 川井 勝 氏 |
コーディネーター 三重大学 鳥田 莞太 氏 |
●パネルディスカッション
モデレーター 三重大学 青木 雅生 氏 |
オブザーバー 文部科学省 西 明夫 氏 |
三重交通グループホールディングス株式会社 早川 正素 氏 |
三重大学 小林 一成 氏 |
公益財団法人三重県産業支援センター 岡村 昌和 氏 |
北伊勢上野信用金庫 南部 和典 氏 |
第三部は、リカレント教育のメリットの一つと言われるコミュニティ形成をイメージした交流会を行いました。鈴鹿医療科学大学の髙木久代副学長より薬膳講座についてご紹介いただくとともに、実際に薬膳講座を受講された方々からお話を伺いました。
また、三重大学のDXリカレント教育講座を現在受講されている方々からも、現時点の学びの成果や感想、今後の課題等についてお話を伺いました。
鈴鹿医療科学大学 高木 久代 副学長 |
薬膳料理のメニュー |
会場の様子 |
薬膳講座を受講された方々 |
現在リカレント教育を受講中の方々 |
リカレント教育に関する資料の展示・配布 |
最後に三重大学の鶴原清志理事・副学長より閉会の御挨拶をいただきました。
三重大学 鶴原 清志 理事 |
リカレント教育プラットフォームみえでは、引き続き県内高等教育機関と社会との接続をより深化させ、三重県全体でリカレント教育を推進する取組を進めていきます。
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