皇學館大学でダイバーシティに関する授業を実施しました!
令和元年12月10日、皇學館大学 特命教授(元教育学部長)深草 正博教授の授業「日本伝統文化教育論」において、ダイバーシティに関する授業を行っていただきました。
はじめに、三重県環境生活部ダイバーシティ社会推進課から「ダイバーシティみえ推進方針~ともに輝く(きらり)、多様な社会へ~」の紹介があった後、深草教授から「ダイバーシティの観点から文化を見る」というテーマで、「宇宙史から見た人類史の方向」「異文化理解」についてお話しいただきました。
「宇宙史から見た人類史の方向」は、ビッグバン以降の宇宙史の分化(多様化)の歴史や、その歴史から見た人類が進むべき方向等についてお話しいただき、「異文化理解」は、日本人の欧米文化に対する劣等感や日本国内の地域の優劣意識、開かれた文化相対主義(文化に優劣はない)の浸透の必要性、全国レベルから個人レベルでの文化の違い等についてお話しいただきました。
また、グローバル化(地球市民への一元化)は、ダイバーシティ(多様性)と相反するととられることもあるが、むしろグローバル化の過程で、自分は何者か(アイデンティティ)を問うことが起こり、ダイバーシティを促進するのではないかとのお話をいただきました。
今回の授業では250名を超える学生が受講し、世界や国内の文化の違いという観点からダイバーシティについて学ぶことができました。
皇學館大学では、今回の授業の続きとして12月17日(火)にもダイバーシティに関する授業を行っていただく予定です。
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