これまでに三重創生ファンタジスタ・エキスパート資格を取得した5名から、三重創生ファンタジスタ資格が活かされていることについてや、後輩のみなさんに向けたメッセージをいただきました。
今回は3名のメッセージをご紹介します。
 (写真)手作りの紙芝居クエストを公演する様子 |
○氏名 藤田梨緒那(ふじた・りおな)
○出身学部等 教育学部学校教育コース2022年度卒
○勤務先 三重県教育委員会小学校教員
私は在学中、教育学部学校教育コースで学び、春から三重県で小学校教員になる予定です。地方創生に取り組む三重創生ファンタジスタクラブに入部し、体験型紙芝居を通して子どもたちに三重の魅力を伝える「紙芝居クエスト」というプロジェクトを立ち上げ、卒業まで活動を続けてきました。私が好きな、お話を作ること・演じることがだれかの楽しい気持ちに繋がれば…という想いで活動してきました。今後は小学校現場で、制作した紙芝居を使ったり、子どもたちと一緒に新たなお話を作れたりしたら良いなと考えています!みなさんも自分が好きなこと、得意なことで地域を盛り上げてみませんか?私も全力で応援しています!!
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 (写真)テレビ番組のロケ先(熊野古道「象の背」)にて |
○氏名 岡本 大和(おかもと・やまと)
○出身学部等 人文学部文化学科 2021年卒
○勤務先 三重県庁 広聴広報課
職場では広報業務を担当し、県の施策を新聞広告などで発信しています。大学時代には、三重創生ファンタジスタ資格の取得を通じて、授業で自ら課題を設定して解決策を模索したことで、地域に関する知識を得ただけでなく、最善策を論理的に判断し前へ進む力につながっています。また、海外留学の経験から、三重と他の地域(国)とを比較して、三重の良さを再確認できました。後輩の皆さんも、授業や部活動、海外留学など、関心をもったものに精いっぱい手を伸ばして、三重の魅力を一緒に見つけましょう!
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 (写真)県民の皆様に寄り添う業務を、と心がけています |
○氏名 岡本守永(おかもと・もりと)
○出身学部等 人文学部法律経済学科現代経済コース
(財政学ゼミ所属)2020年3月卒(2019年度卒)
○勤務先 三重県庁
2020年4月~雇用経済部観光魅力創造課
2022年4月~鈴鹿保健所健康増進課
・現在の仕事内容
昨年度まで在籍していた観光魅力創造課では、三重県内の観光事業者を訪問したり、観光資源を発信したり、三重県の観光のPRに取り組んでいました。
現在は、鈴鹿保健所の健康増進課という部署で、地域の医療機関や市町などの自治体と連携しながら、新型コロナウイルス感染症の対策に取り組んでいます。
それぞれの部署での仕事は全く違ったものですが、どちらも県民の皆さんや県内の企業など三重県のことを常に考えながら仕事をするという点は一緒で、大学で三重県や地域のことを学んできた経験と繋がっています。
・三重創生ファンタジスタ資格が仕事にいかされていること
三重県庁に就職した私にとって、三重県内の企業や特産物など三重県に関する知識は欠かせないものです。三重創生ファンタジスタ資格を取得するために受講した講義では、三重県内の企業や地場産業などを学ぶことができ、仕事の中で三重県の観光施策を考えたり県内企業の方とお話ししたりするときに、とても役に立っています。
三重県内で働く中で、また、三重県でなくとも地域のことを考えながら働く中でも、三重創生ファンタジスタ資格を通して三重県を学ぶことは、きっと大きな財産になります。
・在学中頑張ったこと
色んなことにチャレンジしてみたいという想いから、部活動や地域活動など様々な活動に参加していました。中でも、三重創生ファンタジスタクラブ(MSFC)という団体に参加し、初代代表として活動の方向性や組織のことを考えながら活動したことは、貴重な経験になりました。活動の中で地元の方と交流したり県内企業を取材したりした経験は、三重県職員を志すキッカケになりましたし、仕事の中でも活かされています。
・後輩へのエール
大学で過ごす間は、自由に使える時間がたくさんあって、色んなことにチャレンジできる舞台もたくさんあって、将来のことを考えたり自分自身を見つめ直したり、自分の可能性を広げられる絶好のチャンスなので、たくさんのことにチャレンジしてほしいです。
また、自分が過ごした地域のことを学んだり考えたりする機会はなかなか得られるものではないし、きっと自分の役に立つものや何かのキッカケになるので、三重創生ファンタジスタ資格にもぜひチャレンジしてください!
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次回に続きます。