これまでに三重創生ファンタジスタ・エキスパート資格を取得した5名から、三重創生ファンタジスタ資格が活かされていることについてや、後輩のみなさんに向けたメッセージをいただきました。
●前回のメッセージ(3名分)はこちら
前回に引き続き2名のメッセージをご紹介します。
 (写真)仕事現場の様子 |
 (写真)学生時代から地域貢献活動を 担ってきた岡田さん、熊野でも大活躍 |
○氏名 岡田まり(おかだ・まり)
○出身学部等 2022年卒 生物資源学部 資源循環学科・森林資源学教育コース
○勤務先 野地木材工業株式会社
現在の仕事内容:製材所の事務員として受注・見積業務をしています。
・三重創生ファンタジスタ資格の取得が仕事にいかされていること
地域活動を通して形成された自分軸にマッチする会社に出会い、やりがいを持って働くことができています。軸というのが「林業とその町の関係を見つめる」というものです。現在の勤務先は、川中の製材所として山と建築を繋ぐ役割を明確にしており、それが私のやりがいにつながっています。入社1年目の私は業務の基礎を固めている段階ですが、今後、熊野・林業・会社にとってどのような役割を担うことができるのかを常に模索していきます。
・後輩へのエール
何かに少しでも関心を持ったとき、その気持ちを純粋に見つめてみてください。そして一歩踏み出してみてください。
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 (写真)三重創生ファンタジスタクラブでの活動の様子(津市美杉町にて) |
○氏名 濱口 友希(はまぐち・ゆうき)
○出身学部等 教育学部・社会科教育コース
○今後の勤務先 三重県内の小学校
○今後の仕事内容 教科指導、生徒指導等
・後輩へのエール
とにかく学生の時にしかできないことをしてほしいです!それは、自分の好きなことをつきつめたり、全くしたことがないことに挑戦したり人それぞれでいいと思います。なぜなら、それが新しい出会いにつながり、将来を大きく変えてくれるものになるかもしれないからです。そのような機会は行動を常に起こしている人にしか訪れないものであると私は考えています。また、三重大学では三重創生ファンタジスタ資格の対象科目など、三重県について知ることができるチャンスがたくさんあります。それらのチャンスをぜひ生かしていってほしいです!
・在学中頑張ったこと:
三重創生ファンタジスタでの活動(紙芝居クエスト他)、三重県の事業への参加 等
・三重創生ファンタジスタ資格取得とキャリア(仕事)の関係性:
小学校の授業では地域が教材になる場面が多々あります。社会の授業で自分の住んでいる町について学んだり、さらに範囲を広げて三重県について知ったりする学習を行った記憶がある人も多いと思います。その時に、三重創生ファンタジスタ資格の対象科目で学修した三重県についての知識が役に立つと考えています。さらに、地域が抱えている課題に対して、どのような解決策があるかを考える授業を行おうと考え際には、自分の行ってきた活動がそのまま事例として児童らに提示することができます。これはあくまで一例ではありますが、三重創生ファンタジスタ資格を取ったからこそできる授業などをこれから考えていきたいと思います。
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メッセージをくださった皆様ありがとうございました。