三重大学でダイバーシティに関する授業を行いました!
- 高等教育コンソーシアムみえでは、昨年度に引き続き、県内高等教育機関の学生に対し、三重県が現在取り組んでいる「ダイバーシティみえ推進方針~ともに輝く(きらり)、多様な社会へ」の方針のもと、授業や公開講座を行い、ダイバーシティ社会推進の考え方を県内に広める事業を実施しています。
10月27日(水) 10:30~12:00
「環境地理学B」
三重大学 人文学部
谷口 智雅特任教授
三重県 環境生活部 ダイバーシティ社会推進課 男女共同参画班
柳本 千香子主任
三重大学「環境地理学B」において、ダイバーシティに関する授業を行っていただきました。1年生を中心に41名の学生が受講しました。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の対策で、対面とオンラインのハイブリッド型で実施しました。
冒頭で、三重県 柳本主任から、三重県におけるダイバーシティの取組みや「アンコンシャス・バイアス」(無意識のうちに偏ったモノの見方をしてしまうこと)について身近な事例を挙げながら説明をしていただきました。(写真1)
(写真1) |
続いて、谷口先生からダイバーシティの「誰もが参画・活躍できる」を共通項として、関連するESDやSDGsについても説明していただきました。(写真2)
さらに、発展途上国における水と貧困の問題によって、子供たちが十分な教育を受けることができないことについてピックアップされました。誰もが生まれた場所によって制限を受けない、平等に与えられる環境を目指すために、身の回りでも取り組めるものがあることが(例:台所排水に気を付ける等)説かれました。
(写真2) |
授業後のアンケートでは、「あなたは、ダイバーシティ社会を実現するためには、何が必要だと思いますか」という設問に対し「自国や自身だけでなく、他国や他者を理解しよう、知ろうとする気持ちを持つことがまずは必要であると考える」といった意見が見られ、受講生はダイバーシティについて理解を深めた様子でした。
次回は特別講師をお招きして、12月1日(水)に開催予定です。