鈴鹿医療科学大学でダイバーシティに関する授業を行いました!

  •  高等教育コンソーシアムみえでは、昨年度に引き続き、県内高等教育機関の学生に対し、三重県が現在取り組んでいる「ダイバーシティみえ推進方針~ともに輝く(きらり)、多様な社会へ」の方針のもと、授業や公開講座を行い、ダイバーシティ社会推進の考え方を県内に広める事業を実施しています。


11月10日(水) 15:10~16:40
 「社会福祉概論Ⅱ」
          鈴鹿医療科学大学 保健衛生学部 医療福祉学科
                                 藤原 芳朗学科長・教授
          三重県 環境生活部 ダイバーシティ社会推進課 男女共同参画班
                                 柳本 千香子主任


 鈴鹿医療科学大学「社会福祉概論Ⅱ」において、藤原先生にダイバーシティに関する授業を行っていただきました。医療福祉学科の1年生(約40名)の学生が受講しました。

 冒頭で、三重県 柳本主任から、三重県におけるダイバーシティの取組みについて説明していただきました。(写真1)

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(写真1)


 続いて藤原先生から、社会福祉の領域と深く関連する男女共同参画社会の話を中心に、国内の労働状況の変遷や少子化対策についても説明していただきました。(写真2)
 日常で使いがちにもなる「らしさ」という言葉は<文化、風習、習慣等により刻々と変化していく概念>であり、これを求めるのではなく、<違っていることを認めあえる>=多様性(ダイバーシティ)を受け入れる社会の大切さについて説明していただきました。

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(写真2)


 授業後のアンケートでは、「あなたは、ダイバーシティ社会を実現するためには、何が必要だと思いますか」という設問に「国が、世界からではなく、日常生活から些細な差別や思い込みを無くすことが大切であり必要だと思いました」といった意見が寄せられ、受講生はダイバーシティについて理解を深めた様子でした。